理念

誰かのためになるものを創り続けよう。

# 7.8人に一人
子どもの貧困率 12.9%

# 2.1人に一人
ひとり親世帯の子どもの貧困率 48.1%
※G7ワースト1位

# 2.3人に一人
他の人に比べて学習環境に
差があると感じている人 43.4%

# 1.4人に一人
公立中学に通う中学生のうち
塾に通っている割合 71.4%

# 5,744,201円
幼稚園〜高校卒業まで全て公立
に通うとしてかかる費用

子どもたちの抱える環境は様々だから
こそ、
私たちは幅広い支援を
行なっています。

不登校の子どもたち、ひとり親の子どもたち、生活保護世帯の子どもたちー。
最近はよくこのような言葉を聞きます。
彼らへの支援は当然必要であり、教育格差を是正する上で不可欠な要素です。

一方で、このように言葉で定義された子どもたちでなくても、目には見えない形で困っている子どもたちもたくさんいます。
上にあげたように、内閣府の調査によれば、子どもの貧困率は10人に一人を超えます。そのような状況の中、公立中学に通う中学生で塾に通う人は7割を超えます。
いかに子どもたちの取り巻く環境が厳しいものか、これらの数字だけでも自明です。

我々は多様な環境に育つ子どもたちに対応できるように、時には全員の参加ができる支援を、時には特定の環境に置かれる子どもたちへの支援を、学習支援や居場所支援として、柔軟にタイムリーに行なっています。


学習は全員に与えられた
共通の権利です。

なぜ学習支援に力を入れるのでしょうか。それは、学習はすべての基盤となるものだからです。
特に小中高での学習は、子どもたちの将来の選択肢に大きな影響を及ぼすといっても過言ではありません。

貧困は負のサイクルに陥りがちです。その流れはいつか断ち切る必要があります。
しかし現状を見るとどうでしょうか。塾に通うのが当たり前になっている今、教育に資金をかけられる家庭が、結局はいい高校、いい大学に通える、そのような傾向は否定できません。

子どもたちは生まれる環境を選べない。だからこそ、宝である子どもたちを社会全体で育てていく必要があると我々は考えています。

誰かのためになるものを
創り続けるということ。

本法人は2020年3月に設立されました。幅広く活動を行なっているからこそ、様々な環境に置かれる方の声を聞いてきました。例えばひとり親世帯や、母子家庭、不登校の子どもたちやその家族、また児童養護施設にも足を運び、多様な課題に直面しました。

子どもたちの取り巻く環境は千差万別です。我々は子どもたちを取り巻く課題にまっすぐ向き合い、時には学習という枠を超えて、我々でできることを全力で行う、それがNPO法人こどもの教育を支援する会です。